コーポレートガバナンス・コード

　上場企業が、株主、従業員、顧客、取引先、地域社会といった幅広いステークホルダーと適切に協働しつつ、実効的な経営戦略の下、中長期的な収益力の改善を図るための行動原則。東京証券取引所が定める有価証券上場規程の一部であり、コンプライ・オア・エクスプレイン（原則を実施するか、実施しない場合は説明するか）の方式を採用している。

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　2021年の改訂では、プライム市場の上場会社においては独立社外取締役を3分の1以上選任する、取締役会が備えるべきスキルを特定し開示するといった取締役会の機能発揮を促すもの、企業の中核人材における多様性（ダイバーシティ）の確保、サステナビリティ（ESG要素を含む中長期的な持続可能性）を巡る課題への取組みなどが追加された。